よく都会の方は、「家の周囲に自然がいっぱいあると、色々と遊べていいね」とか、「山の緑は心が癒されるね」なんて言いますが、生まれてこの方17年も身の回りに山林があった私に言わせると、「それは常日頃自然が身の回りに無いから言えるリップサービス」ということになります。

よく考えてみてください。例えば梅雨時期など、家の裏に山があったとしたらどうなると思いますか？ちょっと豪雨が降ればやれ「がけ崩れ」だの、「斜面を下ってくる勢いの良い雨水」などの心配をしなければならず、そんな異常気象では無い際も草むらから発生する「やぶ蚊」を筆頭とする虫の対策をしなければならないのです。
どちらも正直気がめいるのですが、私的には、特に日常的に気にしていないといけない「虫対策」が億劫でたまりません。家の中でやぶ蚊の侵入していないエリアなんて無いのが現状の我が家ですが、せめて自分の部屋だけはと思い、私は夏場は自室の窓を閉め切ってエアコンを回し、虫を避けているのです。

しかしつい先日、こんな窓を閉めて虫を物理的に締め出している私をあざ笑うかのように、ある事故が発生したのです。何と私の不注意で、自室の窓を割ってしまったのです。結果としてあれほど避けていた虫たちが、私の部屋にたくさん侵入してくるはめに陥ってしまいました。
割れた窓ガラス自体は、父に大目玉をくらいながらも何とか交換してもらえるようお願いしたのですが、業者さんの都合で来週の日曜にならないと作業出来ないとか。
それまでは、虫がいっぱいいる自室から非難し、一階のリビングで過ごすしかない私なのでした。